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警察のガサ入れに遭遇!そしてチベットに思うこと

タシデレ!





ラルンガル・ゴンパ近くの色達(セルタ)には、3泊。
Seda-38







3泊目の最後の日、
その日は日中から、やたらと町に警察の姿が多かった。







私たちもあまり面倒なことに巻き込まれたくないので、
警察がいるところにはなるべく近付かないように過ごしていたのだけれど、
この日は特に町に警官が溢れていて、
何か催し物でもあるのかな?と思うくらい。







夜になると、異常なまでに冷え込む色達。




宿に暖房器具は一切なく、
wifiも全くない。




毎日早めにシャワーを浴びて、服を着込んで、
夜はもう各々早めにベッドに入って、
それぞれ映画を見たりするのが日課になっていました。







最終夜も、翌日に移動を控え、
そんな風に各々過ごしていたら。







夜10時半すぎに、突然、廊下が騒がしくなります。




男の人たちが大きな声で叫ぶ音と、
ドアを叩いてる音。





その音は瞬く間に近付いてきて、
ものすごく荒々しく私たちの部屋が激しくノックされました。





最初、酔っ払いでも来たのかと思っていたけど、
鳴り止まないノックの音。






恐る恐る開けてみると。






なんと、警察!!!







しかも、ドアのとこに立ってるわけじゃなくて、
ドアの鍵を開けた瞬間、平気でズカズカと部屋の中に入ってくる。
何様!?






しかも何人も。
私たちの部屋だけでなく、他の部屋も一つずつ見てるみたい。






とりあえず、私は超ビビりまくりです。






日本でも警察いたら超ビビるのに、
ここは中国だからね。




中国の警察は本当に怖いよ。
というか、中国という国が怖すぎるからね、
何してくるか本当にわからない国だからね。






もう心臓ばっくばく。




日本人ってだけで、どこか違う場所に連れて行かれたりしたれどうしよう、とか考えちゃって。







そうでなくても、この辺りはチベット人色がかなり濃く、
外国人がほとんどいなくて、漢民族の中国人すらも少なく、
時に外国人の入域が禁止されることもあるとされる地域。





禁止はされていなくとも、中国政府側としては、
外国人がこの辺りをウロウロするのは良くは思わないはず。





けど、ショウさんが冷静に対応してくれた。







最初に入ってきた警官は英語が話せず、
後からきた英語の話せる警官は、
偉そうに、タバコを吸いながら部屋に入ってきた。






こんな凍えそうな夜遅くに、
あり得ないくらい大きな音で部屋をノックした挙句、
タバコ吸いながら我が物顔で部屋に入ってくるって、どゆこと!?






さすがに、いくらなんでもそれは…と思って、
タバコはやめてくれって言ったら、
すぐに消してきてくれたけど。






で、どこから来た?と言われ、
パスポート見せろ、と言われ、
パスポートのビザのページを見たり、
写真を私の顔と照らし合わせて、
(寝る準備が終わっててスッピン眼鏡なので、完全に写真と違う顔だったと思いますが…笑)
それだけで終了。





Thank you.
と言い残して颯爽と去っていった、警察ご一行様。







ラルンガル・ゴンパ内はどうかわからないけれど、
とりあえず色達の町は、外国人立入禁止区域ではなかったことだけはわかりました。







特に問題はなく、ほっと一安心したものの。



ベッドから一度出たので、体は寒さでガタガタ震えてて。





いや、ビビりすぎて震えてたのかも?笑








結局、何だったのかよくわからないまま、でしたが、
たぶん、11月の中国共産党の党大会に向けての警備の強化の一環なのではないかと。







この地域は、ほぼチベット人一色の地域。



党大会に向けて、中国政府への反発が強いチベット人によるデモや焼身自殺もここ最近増えています。




その辺りの取り締まりの為に、
宿をガサ入れしに来たのだと思います。
おそらく。







あとから、チベット自治区へのパーミットを取得できないとの知らせを受けたとき、
ショウさんが、この時のガサ入れで、
パーミット取得できないんじゃないかってなんとなくよぎってしまったと言っていました。






これだけ警備を強化してるのを目の当たりにしてしまって、
外国人がこのタイミングで自治区に入るのはやっぱり厳しいんじゃないかって、直感的に思ったそうで。







確かにそうかもしれない。




このガサ入れの時点で、いや、警察官が町にやたら多かったあたりから、
パーミット結果の予兆があったのかも。








それにしても、
日本で普通に生活してたら、まず警察のガサ入れに遭うことなんてないからね。





ていうか、今まで色んな国旅して来て、こんなの初めてです。





まあそういう地域を旅してたんだから、仕方が無いのかもしれないけれど、
あの荒々しいやり方、高圧的な態度、
本当に恐ろしい国だなあと思ってしまった。





何はともあれ、なんとか無事に、
この最後の町をあとにします。











翌朝は、やっぱり死ぬほど寒い中、
成都に戻るために一泊する町、マルカムというところへ移動。
Seda-599





この日もやっぱり9時間くらいかかって。





そろそろ、疲れもピークです。





そして、久々にネットが使えるこのマルカムという町で、
チベット自治区へのパーミットに関する残念な結果を知り、
落ち込みながら夕飯食べて、今後について話し合い。






ひとまず、4人で成都に戻ります。











東チベットの旅は結局全部で11日間。



天気などにも恵まれたので、天気待ちすることもなく、
行きたいところにも行くことができて、
かなりスムーズに進んだと思うけれど、それでもこれだけの日数かけて、
半分近くは移動だったり、高山病になったり、なんてことを考えると、
ほんとにハードな旅で、一人だったら途中で挫折してました。たぶん。笑






一緒に周ってくれたツンマリ、ショウさん、本当にありがとう!











実に実に濃い東チベットの旅、となりました。





色んなことを感じた、感じすぎた11日間。






最後に、チベットに関して総括的なことを。








この11日間、チベット人は、それはそれは忍耐強く、
戦いを続けているということを色んな場面で目の当たりにしました。




自分たちの大切なものを守るために。







今回の警察ガサ入れの件もびっくりしたけれど、
後日、成都で出会って同じ時期に東チベットを旅してた方から、
チベット人が意味もなく中国の公安に暴力を振るわれた場面に出くわした、という話も聞きました。






だけれども、
権力や暴力でどんなに抑えつけようとしても、
人々の信じる心まではコントロールすることはできない。






信仰心とか、信じる心を抑制しようすることが、
どれだけ無意味なことであるか。



そこからは憎しみしか生まないのに。








チベット仏教の最高指導者である、ダライ・ラマ14世という人がいます。
現在は、インドに亡命しており、チベット亡命政府を設立、
国際社会にチベット問題を訴え続けている人物であると共に、
チベット仏教では観音菩薩の化身とされている人物でもあります。
ノーベル平和賞も受賞したことのある人ですね。





チベット人にとって、
チベット仏教は心の拠り所であり、
生活の一部であり、日常。





そして、チベット仏教で、
神と同じくらい崇高な存在であるダライ・ラマは、
絶対的な崇拝の対象です。






しかしながら、中国では、
チベット人たちが巡礼やお経を唱えることは認められているものの、
中国政府からすれば、反逆者であり裏切り者であるダライ・ラマの写真を飾ることはおろか、
所持すること自体、現在禁止されています。





名前を口に出しただけで逮捕されたなんてニュースも目にしたことがあります。










それでも、私はこのチベット文化圏を周っている間に、
ダライ・ラマの写真を飾り、
お祈りしている人たちを色んなところで見かけました。







ある町で、たくさんのチベット人が集まっている小さな建物があり、
周囲にいるチベット人たちが、おいでおいでと手招きをしてくれたので、中に入ってみると。






そこには、
大きなマニ車が4つと、
真ん中の祭壇にはダライ・ラマ14世の写真。

そして、それに向かって祈りを捧げるチベット人たち、がいました。





こんな場面を、よそ者の私たちが見てしまってもいいのだろうか、と、
私たちが、建物の入り口で戸惑いながら、その光景を見て呆然としていても、
そこにいるチベット人たちは、こちらを一瞥してニコリとして、
そしてお祈りを続けている。






私たちが見ていても、隠そうとすることもなく。
私たちに対して閉鎖的な感じは一切、ない。







また別の場所では、私が日本人だとわかると、
ダライ・ラマ14世の写真をこっそり見せてくるチベット人もいた。







ああ、この人たちは、知って欲しいんだな、と強く感じました。
切なかった。









中国政府は統制をとるために必死で色んなこと隠そうとしたり、
権力や暴力で押さえつけようとしたりしているけれど、
信じる心は、そんなのをはるかに超えて、強い。
次元が違う。





仏教では、輪廻転生という考え方があって、
肉体は死んでも魂はまた来世に続いていくという考え方がある。
チベット人は虫一匹でも、この魂は前世で自分の親だったかもしれない、
と殺すことを躊躇するような人たち。
映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」でも、
象徴的なシーンが出てきます。






そう信じてるからこそ、できることなのかもしれないけれど、
ここ最近だけでも、チベット人の中国政府に抗議するための焼身自殺は後を絶ちません。
強いなあと思うと同時に、悲しい抵抗だなあと思います。







もちろん、チベット人だからと言って、
みんな神のように崇高な存在じゃないし、
やっぱ人間だもんねって思う場面にもたくさん遭遇した。
一方、中国人だって、ステキな人はたくさんたくさんいることも、
ちゃんと身を持ってわかることができたし、中国人がみな悪だと言いたいわけでは全くない。






ただ、日々入ってくるチベット人たちのデモや焼身自殺のニュースが入ってくる現状で、
こんなよそ者に対しても、はちきれそうな笑顔でタシデレ!と温かく迎え入れてくれたり、
私が中国人かもしれないのに、手をぎゅっと握ってくれたりしたチベット人たちの顔が思い浮かぶと、
胸がぎゅっと締め付けられます。






私が行くことができなかった、
チベット自治区のラサなどでは、
もっと深刻化した問題がたくさん浮き彫りになって見て取れたことでしょう。







最初は、絶景をこの目で見たくてスタートした東チベットの旅。
おそらくチベット自治区ではもう見れないような、
チベットらしい絶景に、至る所で出会うことができました。




けれどその一方で、私の想像をはるかに超える、
重くて悲しい現実を感じたのも事実。






ハードな旅を終えて、達成感と満足感を感じながらも、
行く前には全く予想していなかった重い重い気持ちを引きずりながら、
成都へと戻りました。






この旅で感じたことが、
この先の私の人生でどのように繋がっていくのかは今はまだわからないけれど、
東チベットを離れてからも
心の中に何かずっしりとしたものが、居座っているような感覚です。






とにもかくにも、心身共に疲れ果てたので、
成都でしばし、休憩します。


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プロフィール

saori

Author:saori
1983年6月生まれ。
2010年9月に結婚。

のらりくらりと紆余曲折を経て、
会計士として4年間勤めた職場を2011年末で退職。

旅行中毒。
音楽大好き。
映画大好き。

思い立ったら実行しないと気が済まない性格が災いし、
夢のまた夢だった世界一周を本気で叶えることにしちゃいました。

2012年1月から、東周りでの世界一周、スタートしました!

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